◆ そのぎの由来〜具足玉の国のお話 |
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- 肥前国風土記 (ヒゼンコクフドキ)
- 風土記とは、和銅6(723)年編纂され、8世紀の半ば頃に完成されたといわれる歴史書。大和政権が生まれていく経過をまとめたもの。完全に現存するものはないが、出雲国風土記がほぼ完本で残り、播磨国風土記、肥前国風土記、常陸国風土記、豊後国風土記が一部欠損して残ている。
- 景行天皇 (ケイコウテンノウ)
- 『古事記』『日本書紀』に記される第12代の天皇。日本武尊(やまとたけるのみこと)の父と伝えられる。
- 熊襲 (クマソ)
- 南九州に本拠地を構え、ヤマト王権に抵抗した一族名で、地域名を意味するとされる。日本書紀には熊襲と表記され、古事記には熊曾と表記される。
- 土蜘蛛 (ツチグモ)
- 風土記に登場する、現在の佐賀、長崎地方にいたとされる大和朝廷に抵抗した一族のこと。
- 速来村 (ハヤキムラ)
- 現在の佐世保市早岐地方付近と推測される。
- 落石峯 (オチイシミネ)
- 現在の佐世保市菰田町付近の乙石付近と推測される。
- 前方後円墳
- 日本における古墳の一形式で、円形と台形を組み合わせたよう形のもの。円形墳丘墓の通路部分が発達し墳丘と一体化したもの。古墳が盛んに築造された時代、各種の古墳の中でも最高ランクにあたるものと考えられている。
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◆ 上彼杵八人乙名 |
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- 乙名 (オトナ)
- 中世末からの、村落自治の指導層。武士社会で経験豊かな大名補佐の長老・重役を指す
- 周防の国 (スオウのー)
- 現在の山口県東部地方にあった国。
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◆ キリシタンと日本二十六聖人 |
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- 聖人 (セイジン)
- この場合Saintのこと。列聖と呼ばれる手続きを経て、カトリック教会が選ぶ。「最低、二度、死後に奇跡を行なう」など、厳しい規定がある。ジャヌ・ダルク、バレンタイン神父等。最近では、ヨハネ・パウロ2世なども候補に挙げられている。
- キリシタン (キリシタン)
- 戦国時代から江戸時代にかけてのカトリック信者のこと。本来、キリスト教の信者全般をさすが、もともとはポルトガル語。切支丹と書く。明治以降のローマ正教などのキリスト教徒に対しては使わない。
- 殉教者 (ジュンキョウシャ)
- 自らの信仰のために命を失ったとみなされる人々のこと。
- イエズス会 (いえずすカイ)
- キリスト教、カトリック教会の男子修道会。現在、六大陸の112カ国で活動する2万人の会員がいる。主な活動は高等教育と研究活動といった教育活動であり、宣教事業や社会正義事業と並んで活動の三本柱となっている。
- フランシスコ会 (ふらんしすこカイ)
- イエズス会同様、カトリック教会の修道会の一つ。極端にたとえるなら、この時代の日本においては、イエズス会がポルトガル派、フランシスコ会がスペイン派であった。
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◆ そのぎの鯨 |
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- 鯨組 (クジラグミ)
- 捕鯨を行う組織のこと。現代で言うと、捕鯨会社とたとえていい。
- 捕鯨 (ホゲイ)
- 主に食用・油用にクジラを捕獲すること。
- 大村純長 (オオムラスミナガ)
- 大村藩4代当主。養父は3代藩主大村純信、実父は旗本・伊丹勝長。
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