■お茶の知識                           

長崎県特産 玉緑茶「そのぎ茶」のおいしい淹れかた
玉緑茶の淹れ方
番茶の淹れ方
玉緑茶の淹れ方

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■そのぎ茶園で栽培されている茶樹

品種名
両親名(来歴)
育成年
茶種
(用途別)
特徴
あさつゆ
宇治種の実生中から選抜したもの
昭和
28年
煎茶
中生種で樹姿中間、樹勢中、葉は長楕円形で濃緑色、緑茶特に煎茶として品質優秀で天然玉露の名がある。
さやまみどり
宇治種の実生中から選抜したもの
28年
煎茶
中生種で樹姿直立、樹勢強、葉はだ円で大きく、濃緑色、耐寒・耐霜特性に強く、耐病性、耐早性も強い。収量も多く、煎茶として品質優良である。
やぶきた
静岡県在来種の実生中から選抜したもの
28年
煎茶
中生種で樹姿直立、樹勢極強、葉は長だ円で大きく、耐寒性も相当強いが炭そ病に弱い欠点がある。煎茶として品質良好である。
まきのはらわせ
静岡県在来種の実生中から選抜したもの
28年
煎茶
極早生種で樹姿開帳、樹勢中、耐寒性及び耐病性強く、3倍体で不稔性である。煎茶として品質良好である。
はつもみじ
アッサム交配
28年
紅茶
中生種で樹姿直立、樹勢極めて強く、葉は長だ円で特に大きく淡緑色、タンニン含量ははなはだ多い。収量が極めて多く、紅茶として品質良好で、味が強い。
やえほ
静岡県在来種”八重種”から選抜したもの
29年
煎茶
早生種で樹姿中間、樹勢は強く上申性を有し、側芽の発生多く、極めて多収である。葉の大きさは中型で厚く、花 が多くつくが結実は多くない。耐寒性は強で、耐病性は白星病に多少弱い欠点がある。煎茶用として好適である。
ひめみどり
福岡県在来種の実生園から選抜したもの
35年
玉露
中生種で樹姿中間、樹勢中、葉はだ円で小葉に属し、濃緑色、耐寒性、耐病性に強く、玉露として優良である。
おくむさし
さやみどり×やまみどり
37年
煎茶
晩生種で樹姿直立、樹勢強く、葉はだ円で濃緑色、耐寒性に強く、耐病性に強く、煎茶として芳香高く品質良好である。
するがわせ
やぶきたの自然実生
37年
煎茶
やぶきたより2日ほど早い早生で、樹姿は中間、葉はやぶきたより小さく、葉面のしわが少ない。厳寒期の耐凍性はやぶきたと同程度であるが、裂傷型凍害にやや弱い。炭そ病抵抗性はやぶきたより強い。挿し木発根性は中位である。やや芽重型で、収量はやぶきた並。品質は煎茶として優れるが、夏茶はやや劣る。
やまなみ
中国(湖北省)から導入したものの後代実生中から選抜したもの
40年
かまいり茶
中生種で樹姿直立、樹勢極めて強く、葉はだ円で耐寒性、耐病性強く、収量安定し、著しく多収である製玉緑茶として品質良好である。
くみたわせ
昭和2年静岡県在来種より栗田茂三郎氏が選抜
41年
煎茶
樹姿中間型で樹勢は強く、耐病性・耐寒性は共に生のため無霜地帯に適する。芽数が多く、収量はやや茶品質はすぐれるが、挿し木発根性と定植後の初期
ゆたかみどり
あさつゆの自殖種
41年
煎茶
樹勢強健、樹姿は中間で仕立てやすい。芽数が多く  である。敵採期はやぶきたよりやや早く、挿し木発根性 極めて容易である。耐病性は強いが裂傷型凍害に  茶品質はやや苦味が強いが、色沢は良好である。
べにひかり
べにかおり×中国導入茶
44年
紅茶
晩生種で樹姿中間、樹勢強く、葉はだ円形淡緑色、耐寒性に強く、再生力大、多収、紅茶として良質である。
かなやみどり
S6×やぶきた
45年
煎茶
中晩生種で樹姿中間、樹勢強、葉はだ円形濃緑色、耐寒性強、再生力大、多収、煎茶として良質良好である。摘採期遅く、”やぶきた”と組み合わせると良い。
さやまかおり
やぶきたの自然交雑実性から選抜したもの
46年
煎茶
”やぶきた”より2、3日早い中生種で、樹姿は中間、樹勢強い。成葉は長だ円形で大きい。耐寒性(青枯、紅枯)が強い。収量は”やぶきた”と同程度で多い。煎茶として内質は香気が強く、良好である。
おおいわせ
やえほ×やぶきた
51年
煎茶
樹姿は中間型で、樹勢強く多収。摘採期やぶきたより5日程度早い裂傷型凍害及び炭そ病には弱いが、挿し木発根性はよく育苗は容易である。煎茶として外観は細型で色沢がよく、内質は温和で爽快な香気と調和の取れた滋味をもち良好である。
おくゆかた
ゆかみどり×F1NN8(たまみどり×S6)
58年
煎茶
摘採期が”やぶきた”より6日ほど遅く、中生の晩に属する。樹姿中間、樹勢強でとくに株張りがすぐれる。成葉はだ円、緑色で”やぶきた”よりわずかに小さい。挿し木発根性すぐれ、ごく多収。耐凍性および幹の裂傷型凍害抵抗性は”やぶきた”並。炭そ病抵抗性は”やぶきた”より強。品質は特に優れ、”やぶきた”とは異なった優雅な香気、滋味がありうまみもある。敵地は東海近畿以南の温暖地帯。
めいりょく
やぶきた×やまみどり
61年
煎茶
摘採期が”やぶきた”と同じ中生種。樹姿はやや直立であるが分枝おおく、株張りがよい。樹勢強く生育旺盛できわめて多収。耐病性がすぐれ、輪斑病に対して強。炭そ病に対してやや強。一般的耐寒性は強いが裂傷型凍害には弱い。煎茶品質は”やぶきた”た同等であるが、清涼感がある。
しゅんめい
ゆかみどり×F1NN8(たまみどり×S6)
63年
煎茶
早生種で樹姿中間、株張りが良い。成葉はだ円形で緑色、大きさはやや大きい。新芽は えた緑色で、早生種の中では最も緑の乗りが良い。収量は”やぶきた”よりやや多収。煎茶品質は温和な香気をもち、うま味がある。敵地は東海近畿以南の温暖で晩霜害の少ない地帯。
みねかおり
やぶきた×うんかい
63年
かまいり茶
中生種で樹姿中間、株張りがよい。成葉は長楕円形でやや濃緑、大きさはやや大。新芽はやや大きく芽重型である。耐寒性が強く、炭そ病、輪斑病にも強い。樹勢強く、生木になっても葉層厚く、多収である。釜妙製玉緑茶に適し、特に芳香が高く釜茶としての品質は良好。
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赤木茶園(中島公園内に設置してある看板より)